リフォームと同時に害虫駆除をやるのがおすすめ
家を維持するためのリフォームは、劣化した建材を新しい建材に取り替えるだけでは不十分です。シロアリに柱や梁を食われているならば、一緒に害虫駆除をやっておかなければ、また被害に遭うでしょう。そこでリフォーム工事と害虫駆除を同時に依頼するのですが、そこで気をつけたい点がいくつかあります。まずリフォーム工事と害虫駆除のスケジュールを調整しなければいけません。それぞれの作業で、事前の現地調査が必要となり多くの時間を使うことになります。連携がうまくいかないと、作業がスムーズに進まなくなるので、リフォーム済みの家で暮らせる日が遠くなります。
リフォームと害虫駆除を同時にするならば、両方の作業に対応できる業者を探すことが施主の負担を減らすことにつながります。同じ業者がそれぞれの作業をするので、スケジュール調整は必要ありません。現地調査の費用や解体工事の費用などはまとめられますから料金を安く抑えられることも魅力です。
害虫駆除をしたあとに、再びシロアリが入り込む可能性もありますが、リフォームもできる業者なら侵入経路を塞ぐなどの対策も講じやすいです。それでも侵入する可能性を考えて、定期的に床下や天井を点検しやすくしておくほうが良いでしょう。生活空間を広げようと、床下や天井を狭くするのは、点検がしにくくなるだけです。通気も悪くなりシロアリにとっては住心地の良い場所になるので、なるべく避けるべきです。
またゴキブリやダニは、建物に被害がなくても住民の生活を脅かすものです。害虫駆除をリフォームと同時にやっておけば、リフォーム後の家で安心して暮らせるでしょう。例えば、外部から虫が侵入しにくい構造や通気性がよく害虫が好む高温多湿の環境を改善する構造にしておきます。すると、ゴキブリやダニの被害は大幅に抑えられます。